アウトプットとアウトカム
私もはじめは双方の区別がよく分からず、ネットで調べても小難しい理屈ばかり並べられて、「結局、何が言いたいんや!」って感じでした。
で、以下私の勝手な解釈です(笑
○単体での解釈
インプット・・・見聞きして知識などを習得する
アウトプット・・・インプットに対し「会話をする、文章を書く、歌を歌う」など
アウトカム・・・「その人(物)のあるべき状況、目標・目的」など。
※ちなみに「outcome」の和訳は「結果・成果」
○両方使うときの事例
1)道路を改良するとき
アウトプット:実際作る部分。
「ふたつの街を結ぶ幹線道路のうち3キロの区間を4車線化した」
アウトカム:このアウトプットにより「ふたつの街を行き来する時間が10分短縮された」
2)住民の健康を高める
アウトプット:A市では毎年行っているガン健診の市内実施会場を2か所から6か所に増やして5年目になる
アウトカム:このアウトプットにより「受診率が上がったため、早期発見によりガン死亡率がA市では○%下がった」
これまではアウトプットだけ見られてきたが、住民説明や費用対効果の観点からアウトカムが重視される時代になりつつある かと。
要するに、アウトプット・アウトカムは、「物的・量的な対応」と「結果・効果」って感じか。
横文字にしなくていい気もするが。