時系列にしておかないと分かり難いだろうから、そうすることにしよう。
イザナキの命、イザナミノ命、これが両親の御名だ。
いわゆる天地初めて開けし時は、まず三柱、そして二柱、その後に二柱、そして十柱の神々様が次々に高天原に成られたってことだ。
あ、ちなみに「柱」ってのは人間で言えば「人」に相当するもんで、ひとはしら、ふたはしらって読む。
ちなみに、父上と母上は、十柱のうちの最後の二柱らしい。
次は国生みだ。
これも順番にいくとする。
本来の名前でいくと大げさになっちまうんで、簡単に言う。
淡路島、四国、日本海の隠岐、九州、壱岐・対馬、佐渡島、そして本州。
これが大八島ってやつだ。
続いてできたのが、児島、小豆島、大島、姫島、五島列島、そして男女群島。
まあ大体瀬戸内海から九州あたりにある島々だ。
※1 参考文献「古事記(上)」講談社学術文庫
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