シューズといっても本当にピンキリ。
2,980円で売られていても、「ウオーキング用」と名の付くものもあるほどである。
実際私の周囲でも3,000円程度のウオーキングシューズで20キロ、30キロをいつも歩いている人もいる。
私がメインに使っているのは「
ドクターヒーレス」。
もともとダイエット用シューズ(笑
これでも結構いい値段がする。
20キロ歩いてもまったく不具合はないが、ダイエット効果があるかどうかは、よくわからない。
また最近これに似た「
MBT マサイべアフットテクノロジー」という商品も出ている。
こちらは結構高い。
ホームページの重さからしてセンスの悪さを感じる私は買う気になれない。
2番手が安売りの時に買った
BROOKSのゴアテックスシューズ。
元は高い靴だけあって履き心地はいい。
それなりに重いので、足の振り出しがしやすい感じだ。
ただ、ゴアテックスだからと手入れをしなくていいわけではない。
やはり蒸れはあるので、靴を履くときの基本として何日も続けて履かないほうがいい。
かく言う私も3,000円相当の靴も持っている。
高い靴と安い靴の違いは何か。
少し主観も混じるが、以下のとおり。
まず、ソール(靴底)の厚さや作りが違う。
高い靴の場合、メーカーが力を入れたソールを使用しているので、クッション性がいい。
また、前後左右ペコペコ折れ曲がらないものが多い。
また足のホールド感が違う。
しっかり足を包み込むのだが、それが疲労感につながらないといったところか。
選ぶときは、とにかくプロに聞く、すなわちシューフィッターのいる店に行くのが一番よい。
両足のサイズを計測したうえで、最適なアドバイスをしてもらえるからである。
「いきなり行くと高いシューズを買わされるのでは」という不安があるなら、今履いている靴を持っていって、インソールを買うつもりで行けばどうだろう。
とにかく自分の足がどうなのかを知ることが大事である。
また、お店に行けばいろいろな種類のウオーキングシューズがある。
試し履きも出来るし、実物を見て自分の歩くスタイルに合うのはどういった靴なのかを退店後に考えるのにも役立つ。
最初なら定価が1万円前後、少し上なら1万5千円程度を目安にすればいいのではないか。
まあ「2万円の靴を買って、5千円のソールを買って入れ替えている」という方も中にはいるが。。。
ウオーキングシューズも7、8千円を超えれば
値段どおりの性能ということになる。
あとは自分の歩く頻度などに合わせるしかない。
毎日短距離を歩くため靴の消耗の早い人ならさほど高価にする必要はないし、私のように大会参加派で時々ロングを歩く場合は助けてもらえる性能の高めの靴を買っても長持ちするので「まあいいか」ということになる。
手入れについては、お店の人に聞くか、説明書をよく読んで。
連日履き続けると、ニオイが取れなくなる場合があるので注意。
その場合は、インソールを色が抜けない程度にワイドハイターなどにつけておく。
(料理用のバットに似た形状の物を100円ショップで買うとよい)
インソールを超えて靴本体にニオイがつくと、取るのは至難の業。
数日続けて歩く場合は、複数のインソールを換えながら履くようにしたい。
黒のソールが白っぽくなった場合は、タイヤやレザー用のワックスを使うとよいが、すべる素材でもあるので
・直接スプレーせず布に取る
・玄関などでは作業しない(床に付くと滑ります)
・靴の裏側及び裏側との境目の角には塗らない
ということにくれぐれもご注意を。※自己責任でお願いします。
<番外編>
ちなみに私は日常的にはXXIOの
デジソールのついたゴルフシューズ(旧モデルを安値で購入した物)を愛用している。
先日、「まあ大丈夫だろう」とこの靴でウオーキングをしてみたが、ほぼ15キロ程度でもうギブアップ状態になった。
やはり芝生を歩くための靴ではアスファルトの長距離は無理だと痛感した。