そろそろ花見をするラストチャンスを迎えているが、私の周囲の人々は、ここ2週間続いた歓送迎会の影響で、誰一人「週末に花見でも」とは、言い出さなかった。
こんなこともあり、私は今日も在宅競馬に励んでいた。
今日は、春のクラシックG1の第1段、桜花賞であった。
勝ったのは、ユーイチ(福永祐一騎手)騎乗のラインクラフト。
先日、彼の父親である、福永洋一元騎手(落馬事故により引退・療養中)が出てくる番組を見たばかりであった。
番組の中で、「僕は一番になりたくて、この世界に来た。だから、どのレースも勝たなきゃ意味がないんです」と、ユーイチは言っていた。
今日は、本人も家族も喜んでいることだろう。
私も取るには取ったが、その他が悪すぎ、先週パチンコで稼いだ分を、またまた献上してしまった。
「もう、競馬はやめてパチンコだけにすれば」と、周囲のギャンブラー諸氏によく言われる。
ここ3か月、攻略法(不完全ではあるが)により、パチンコでは、驚異的な勝率を残している。
私は、パチンコは基本的に時間の無駄遣いだと思っているので、時間つぶし以外にはやりたくない。
が、競馬をしたいので、仕方なくやっているのである(ヘンな理論だナ)。
「ギャンブルとして、どこが違うのか」と言われると、上手くは説明できないが、「競馬をやっている人は、楽しそう」ということではないだろうか。
競馬場にいる人、ウインズにいる人は、たまに怒号を上げつつも、好きな騎手や馬の馬券を買い続ける。
G1レースのファンファーレが鳴るときは、皆が一体となっている。
パチンコ店の殺伐とした雰囲気よりは、ずっといい。
と、理屈を並べてみても、やはりギャンブルはギャンブル。
「やらなければ、お金は減らないじゃない」と言われると、小さくなるしかない。