誘致反対の候補が当選し、早速撤回の申し入れを行ったが、「新町長は、4年やるつもりあるのかな?」と思った。
この件については、今年の1月に、どこで書いたかは忘れたが、4通りの理由を予想した。
1)単に補助金が魅力的
2)平成の2次合併を考慮し、平成1次合併で合併協議に入れてくれなかった 近隣市町村へのアピール(徳島県含む)
3)国の「補助金で釣る政策」に一石を投じてみた(実際誘致の気持ち無し)
4)今後のエネルギー問題に一石を投じてみた(実際誘致の気持ち無し)
同町は、甲浦(かんのうら)町と野根町が、昭和34年に合併してできたが、最近まで役場庁舎位置を2年ごとに移すなど、町を二分している要素があった。(庁舎位置問題で一時分町問題まで持ち上がった)
今回も、賛成・反対派で町が「二分」されたが、これは、同町の宿命かもしれない。
昭和の合併の際の、「合併までは、野根、甲浦間にもめごとはなかった。こんなことになって住民の一人として悲しい」との言葉が印象的である。