急に暑くなり、私も少々バテ気味で、今日は早めに帰宅した。
まだ頑張っている方々もいたが、金土日が天王山なので、やむを得ない。
週刊ベースボールに、巨人軍の清武ＧＭがコラムを執筆されている。
本人に直接お会いしたことはないが、球団の内部の話がなかなか面白い。
今週号の話題は、今日本で一番取りざたされている企業のこと。
今は亡くなられたが、かつては政財界に強いパイプを持った方がいて、今回の問題などは、この方がいれば速やかに片付いたと見る向きが多いらしい。
事情を知る多数の人間が、
「彼が生きていてくれてたら」
と言ったらしいが、
ある人物は、
「彼がいてくれたらと皆が言う。しかし、彼は結局会社に何も残していかなかった。こういう仕事の仕方が果たしていいと言えるのか」
と、語ったということだ。
私も昨年、現在の職場に来たときに、同じような目に遭っている。
どうすればいいかわからないときは、Ａ４用紙１枚にポイントがまといめられていれば、いや、紙の隅に走り書きで書かれたメモにすら救われることもある。
この４月に上司と今年度の仕事の進め方を話し合ったときに、
「２年目の私が昨年と比べて、よりいい仕事するのは当然だが、加えて後に続く者が困らない仕事の仕方を最優先する」
ということで承認を得た。
人は歴史に、自らの経験することにより学ぶ。
家庭でも職場でも、もっと広い場所でも、それを後々につなげていくことが我々の義務であり、またそうすることが、いい時代につながっていくと信じている。
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