もう、かなり前から「ジンのカクテル作ってもらうならコレ」と決めてる銘柄。
酔っぱらったときに私が持ち込んだのか、なぜか行きつけの居酒屋の棚にも並んでいる。
味の違いは分かるだろうが、カクテルごとに銘柄を変えるほどのこだわりはない。
バー「U」のH君は、私が言ったのを覚えてくれて、次に行ったときにさりげなく棚に並べて置いてくれた。
出張先の街にあり、たまにしか行かないので悪い気もしたが、「大丈夫です。お客さんにもボンベイ好きになった人がいますから」との言葉に安心した。
最近、最も通っているバー「L」の見習いN君も同様に仕入れてくれた。
私は、バーに行く頃には数種類の酒を浴びるほど飲んでいることが多いので、いつも甘さを抑えたジン&ソーダを作ってもらっている。
季節の果物のフローズンダイキリを薦められる時以外はいつもこれである。
N君は私が行くと、冷凍庫から薄いブルーのボトルを取り出し作ってくれる。
ボンベイ・サファイヤのボトルには、霜も似合う。
ああ、今夜も街が呼んでいる...