高知県東洋町の核廃棄物処分場申請問題で、町長がとった行動の理由を考えてみたい。
1)単に補助金が魅力的
2)平成の2次合併を考慮し、平成1次合併で合併協議に入れてくれなかった近隣市町村へのアピール(徳島県含む)
3)国の「補助金で釣る政策」に一石を投じてみた(実際誘致の気持ち無し)
4)今後のエネルギー問題に一石を投じてみた(実際誘致の気持ち無し)
マスコミの論調は当然ながら1)だが、個人的には、4)あたりがいいねえ(笑
今後の人口減少を考えれば、収入・支出といった経済規模は縮小していくのが当然だし、エネルギーに関しても、「消費を増やさない方法を考えましょうよ」、「ゴミを出す原子力より、もっといい方法開発しましょうよ」的な発想の方がいい。
原子力関連事業で利益を出しているだろう大手財閥もいくつかあるが、より安全な方法を開発し、世界に普及させるほうが、日本の使命に合っている。