酒を飲むこと、そのための酒肴と、自転車と好きな服と好きな靴には金を惜しまないが、支出面でのバランスを取る必要もあり、
「弁当を買おうか、どこかの店に行こうか」
と毎日毎日午前中気にかけるのもイヤなので、昼は自作弁当である。
こういった生活を続けていると、駅弁などというものは、最低千円程度はしてお高いし、買ったとしても、場合によっては列車の中で隣を気にしながら食する必要がある。
そんなわけで、とんと縁が無かったわけだが、このコロナで車内はかなり空いている。
また、ちょっと現地のお土産的な酒肴を買おうものなら、千円程度はすぐいってしまうのでと、一度買ってみたところ、そのよさがわかって結構ハマっている。
コンビニ弁当的なものを想像していたが、やはり歴史なりにウマイというか飲み助の心をくすぐる作りである。
ご当地の駅でも買ったことがあり、量販店でも弁当を売っている会社のものだったので、味は期待はしていなかったが、これがまたよそ行きの味でなかなかよかった。
たまには、ちょっと背伸びしてみることも大事だ。