一般の方には、聞き慣れない言葉である。
今日、久々にパチスロで負けて帰ってきた。
実をいうと、この2か月あまり、週1〜3回のペースで通っていて、今日まで一度も負けたことがなかった。
「では、さぞかし懐が暖かいことだろう」と思われるだろうが、勝ち分はそっくりそのまま、土日に京都や中山や阪神で、愛しい馬たちに捧げてしまったので、1銭も残っていない。
「悪銭身に付かず」そのままである。
「利食い千人力」とは、株用語のひとつである。
私なりに解釈すれば、「まだ上がるのだろうかどうだろうかと、いらぬ心配をする前に、儲けが出たところでさっさと売っとけ。そのほうが確実に儲け分は残る」と、いうことだ。
「藪の二羽より手中の一羽」とも相通じる。
この2か月、私は「利食い千人力」を実行し続けた。
昔、毎日のように通い詰め、熱中していた頃は、これができずに悔やむことが多かったが、やれば何ともないことであった。
最近始めた株であるが、ひとつ学ぶことがあったと感じている。