引き続き、ロシアのウクライナ侵攻ニュースが世の中の中心となっている。
「ロシアは横暴、ウクライナ可哀想」
という論調が多いが、それだけで片付くような問題ではない。
まずもって武力を行使したロシアは悪い。
罪も無い市民を巻き込むといったことも、人道上許されるものではない。
それは大前提。
しかしながらロシアの立場を日本に置き換えて考えてみる。
韓国も台湾もフィリピンもロシア・中共に侵されて共産主義国家になってしまい、それぞれの国が日本に向けたミサイル発射台を相当数準備する様子。
世界各国もこの状況をスルーしようとしている。
もし日本が通常の軍隊を保有しているなら、安全保障上だまって見過ごすことはできない。
今回の場合、地域の歴史、宗教、人種問題、国民の支持率、過去の軍事的な関わりなど様々な問題が入り組んでいるので、うえのような単純な問題ではないが、ロシアにはロシアの事情もある。
今回の侵攻に正当性はないが。
繰り返すが、早く平和的な解決を望む。
世界はここでウクライナをなくすわけにはいかない。
北方領土問題で我が国と関わりのあるロシアは、特に地政学上重要な地域では、自国の領土を減らす気などないということがこれで判明した。
また今回の侵攻が機会となって、日本でも安全保障に関する議論が進んでおり、一部国民の話題から全国民の話題へと広がりつつある。
これまでネット上の番組でしかされていなかった議論が地上波でもされるようになり、ネット上の番組にしか出ていなかった識者が地上波の番組に出演していてびっくりすることもある。
これは我が国にとって非常によかった。
この調子で改憲問題も著しく進展してほしいところだ。
始めは本の厚さに動揺するが、そこそこのスピードで読める。
番記者から見た取材当時の落合監督と数名の選手の様子が描かれている。
新聞や雑誌報道では、ここまでの情報を得ることは出来ない。
野球好きにはおすすめの一冊。