数年前に大東亜戦争関連本を何冊か読んでいて、たまたま著作の「人種差別から読み解く大東亜戦争(2018発行)」に行き当たった。
読む途中、略歴を見て、
「私よりずっと若いのに、ちゃんとまとめるんだなあ」
と感心したものである。
ほどなくして、知人二人の知人という縁があることがわかり、SNSでつながらせてもらった。
その後、氏は大学を辞し、ユーチューバーになった。
本気である。
日本の皇室を含めた様々な伝統について外国人が驚く、敬うという話はよく耳にする。
「どうしてだろう」
と気になれば、まず歴史に関する本を読むだろう。
そしてまた、
「世界各国で自国ファーストの政治家が台頭しているが、我が国の政治家の大半が周辺諸国の顔色ばかりうかがっているのか、なぜ米国の属国と言われているのか」
と疑問を感じれば、開戦へのいきさつ(直前だけではなく長いスパンで)、当時の日本(人)の思い、WGIPなど敗戦後の戦勝国の行動などを調べることとなる。
私が上述の「人種差別から読み解く・・・・・・ 」を選んだのもその一環だが、ほとんどが学校では教わらない(教えない)話なので、当然当人の国家についての考え方にも影響を及ぼす。
敗戦直後は戦争経験者もいたが多くを語らないまま、高度経済成長とバブルで、日本人はほとんどを水に流してしまったらしい。
現在のネット上のやりとりを見ていると、どうも知識もないままの議論が多く、また意図的にある方向に導きたいという輩も多いので、困ったものだ。
ちょうど一年前に発行されたこの「いい加減にしろ!」の内容にもあるが、本日の自民党総裁選の経過を見ていて、我が国の選挙らしいなと個人的に感じる部分もあった。
(というか、リアルタイムで見ていたこともあって、辛くて悲しくて今日は朝まで飲みたい気分なんだよ)
氏の著作は、この七月、八月にも一冊ずつ上梓されており、引き続き読ませてもらうこととしている。