My First T-Blog

虎式ブログサービス
最近のエントリー

最近のコメント

カテゴリー

バックナンバー


小野式2ndSeason episode1

何の巡り合わせか、このたび小野式A型を入手。
世間では「片刃式」と言われている。
小野式の場合、2種類の大きさのカッターを有しているのが「両刃式」と言われている。
何か違和感があるが、
「大小両方の刃を持ってますよん」
ということなのだろうか。

まあいい。
で、今日は非常に暑かった。
とりあえず分解と簡単な洗浄までやろうと思って作業を進めてたわけだが、心棒の平行ピンを抜く段になって、心棒が思うように出てきてくれない。
記憶では、多少コンコンすればいいはずだったので、やってみたがそれでも外れないので、外見から判断して
「錆び付いてるのか?」
と思い、多少強打しても同じ。

さすがにおかしいことに気づいて、考えてみたら、麺くず除去用の、平らな板・クシ状の板を外していなかった・・・・・・。
なまじっか経験しているばっかりに、こういう失敗を人はするのである。

構造として、眼鏡橋のような木のパーツを外したら多少すき間ができるので、そこを利用して少しずらせば平行ピンが取り出せるようになるんだが、この平らな板&クシ状の板はローラーの溝にそれぞれ納まっているので、こいつらを外さない限り、心棒はズレようがない。
そこを何とかしようとやっていたワケである。

んで、叩いたせいかどうかはわからないが、鋳鉄が部分的に割れていたorz
また、心棒のハンマーで叩いていた端の部分もすこしつぶれるように変形してしまい、ローラーをの穴を通過しなくなったため、さんざんヤスリで削らないといけなかった。
もう潤滑オイルとヤスリの粉とかでどろどろ。。。

組んでみないとわからないが、この割れが致命的なものにならないことを祈る。


かなり状態は・・・・・・


割れた本来コの字型のパーツ


とりあえず分解まで終了


心棒の変形はこんな感じ



ネクストコナン

書いた人 nippon | comments(0) | - |




小野式製麺機を分解してレストア(6)(まとめ3)

○ネジとか
ネジ類は、サンポール漬け→マジックリン漬けでさび取りをした。
サンポールだけだとまた錆びるらしいし、何よりきつい匂いが 残ってしまう。
マジックリンにつけることにより、サビ防止効果に加え、匂いもなくなるのが不思議。

ネジはネット上のガセネタ?に騙されたりもして、サイズ特定に苦労した。
少しレアな「W3/16」が結論。
ホムセンで入手できるのは長めのものしかなかったため、鉄のこでカットした。
さすがに全部は手間なので、完全になめていた1本と、劣化のひどいもの数本を交換。
通販だと長さの合ったものも入手可能だ。
※小野式でも機種や年代・型によってサイズが違うかもしれないので、これにとらわれることなく、ホムセンのネジ売り場にある大きさチェック用ボード(板に各サイズのボルトナットが埋め込まれている)で確認してください


平行ピンは数本がうまく入らず、やすりで削ったりいろいろしたが、「一応入るが無理がある」感じのもあり、そういった場所にはワンサイズ径の小さいものを購入し、使用した。
こちらは表面がツルツルでノコの刃がかからないため、長さを合わせるためには、角のあるやすりで削って切断するのだが、これがまたひと苦労だった。
ピンの径を細かくしたことによる問題は現状では発生していない。

割りピンは、すべて新品に交換した。

余談だが、このレストアによって初めて平行ピン、割りピンなるものを知った。


○ローラー
生地伸ばし用(溝無し)×2
大きめカット用×2
小さめカット用×2

直接生地があたる部分なので、台所洗剤で溝などを洗った程度とした。
生地伸ばしもそこまで厳密に平らである必要はないし、磨く必要もないと判断。

また、カット用ローラーの溝のつまり防止板(くし状のもの)も同様に目立つサビのみ除去した。


○オイル類
唯一、ネジ山が潰れていたものの対処を除き、今回はネジ部分も潤滑もすべてシャリバナーレのみ使用した。











セカンドシーズン 1 へ
書いた人 nippon | comments(0) | - |



カレンダー
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    
<< September 2014 >>

Link

Profile

QRコード